アプリリア アトランティック500 航海日記

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help リーダーに追加 RSS 車検の話1 「事前整備」 (2007.1.19)

<<   作成日時 : 2007/01/19 14:48   >>

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久々の更新となってしまったが、書き溜めていた内容を数回にわたりUPしたい。何だかんだで筆者がアトランティック500の運用を始めて早2年が経過しようとしている。

スクーターに関しては、メーカー補償およびアプリリアの場合には盗難保険の切れる2年間毎に新車に買い換えてきた筆者であるが、今回アトランティック500は継続車検を取得することにした。
・装備の充実
・乗りやすさ
・公道では無敵の速さ
これらの点でアトランティック500以上に筆者にマッチした車両は未だ市場に出てこないのである。代替に買いたいと思うスクーターが市場に登場していない。思えば筆者がアトランテシック500を購入した2年前、アプリリアは「レオナルドSR500」なる2ストローク500ccのとてつもないエンジンを搭載したコンセプトマシンをモーターサイクルショウに出品した。各種スイッチ類やブレーキレバーなどディテールも作り込まれており、市販間近であると思われた。向こう2年間でこいつが市販されれば、アトランティック500を売却して・・・などと企んでいた矢先アプリリア社がライバルであるはずのピアッジオ傘下に入り、会社もブランドも存続したものの2スト500ccの話は最近聞かなくなってしまった。ジレラネクサス500SSもその当時比較検討した車種であるが、アトランティック500と同等の性能(同じエンジン)であれば積載量が多く実用的な方を選びたいと考えている。

さて車検にあわせた整備であるが下記の内容を想定している。
・サイレンサーの純正戻し(車検取得後再度ブルーフレイムに変更)
・プラグ交換
・クーラント(LLC)交換
・エアクリーナーエレメント交換
・樹脂パーツおよび塗装面のコーティング
その他、ブレーキフルードはパッド交換時に行うつもりであるため行わないこととする(現状パッドは5mm)。以下、順を追って見ていきたい。

1.プラグ交換
アトランティック500の取扱説明書に記載されている純正指定プラグは二種類ある。スタンダードプラグとしてCHAMPION RG6YC、あるいはNGK CR7EKBとなっている。筆者のアトランティック500には、前者が装着されていた。それを1,000km走行(1,377km)時にDENSOのIRIDUM POWER品番IU24に交換したことは以前書いたが、結果的にこれが今ひとつだったのである。走行時、高回転時の燃焼はノーマルよりもよくパルス感が細かくなるものの、アイドリングが安定しないのである。番手で調節するわけにもいかず、さりとてインジェクション車では当然ジェット類の交換といったキャブのセッティングのようなワザも使えない。そこで4,500km時に納車時に付帯していたプラグへ戻した。断腸の思いだが、発信時のエンストは不快なものだから仕方がないと判断していた。現時点までにこの純正プラグで約2,800km走行しことになる。そろそろ交換次期を迎えると考えられる。

日本ではチャンピオンのプラグはショップでは入手しにくいので、当初NGKのモノを物色していた。しかし、ディラー経由でしか入手できない品番であることを知り、昨年末のETC取り付けにあわせて2本発注したのである。入手した品はNGK CR7EBK であるが、箱にはAPRILIAのロゴとNGKのロゴが刷り込まれている。OEM純正部品のようだ。そして開封してみると、なんと外側電極がデュアルになっている。メーカーでは多極セミ沿面放電プラグというらしいが、耐久性に優れ、過熱されにくいとされている。しかるに値段も一本1,900円と高価であった。しかし、純正装着のチャンピオンよりは明らかに着火性能も高そうであり、なんと言ってもapriliaの専用特注品。かなり期待を持っていたが、装着してみると明らかに体験できるくらい着火は安定した。

画像


点火系の話では、アプリリアのインジェクション搭載車種は、AXONEというコンピュータで故障診断や燃料マッピングの変更ができる。新車時のマッピングはバージョンTに設定されているとのことだが、サイレンサー交換をした際などはバージョンUにセッティングをするとバックファイヤーや低速時のアイドリングが安定するという。ただしバージョンUはガス濃度が上がり車検は不適合になる。費用は1万円程度とのことなので近日、府中のWにて実施してみることとする。

2.クーラント(LLC)交換
アトランティック500は単気筒で排気量が大きいため、夏場の冷却系は酷使されている事が予想される。LLCは熱や酸化で劣化すると、冷却性、耐錆製、不凍性が低下し、最悪はラジエターを破損する可能性も出てくるので、二年目の今年は交換を行うことにする。交換は二輪専用でなくともいわゆる普通のLLCでもよいのであるが、量も少なくて済むため筆者はBILLIONのスーパーサーモを入れてみることにした。ビリオンはレースやサーキット走行の世界では超有名。高効率LLCを売りにしている。ラインナップには、タイプZERO(不凍効果なしのレース用)、タイプPG+、タイプR+、タイプSとあるが、今回は2年間は無交換で行きたいのでロングライフのタイプSを選択した。以前、1000CCのバイクにタイプPG+を入れたところ絶大な効果があったと記憶している。

参考までにメーカーサイトでは「タイプSはノーマルエンジン、ライトチューニングエンジン用に開発した高性能スポーツタイプLLCです。確実に泡の発生を抑制し、冷却効率の低下を防止します。また熱吸収性、放熱性についても、従来のLLCと比べて群を抜く性能を発揮しながら、コストパフォーマンスに優れます。もちろん、防錆剤の配合と、1年を通じて使用可能なオールシーズンタイプです」となっている。気温摂氏マイナス30度まで対応。

画像


アトランテシック500は、LLCの残量確認はフロントトランクに設けられた窓で容易にリザーバータンクの残量を確認することができる。筆者のアトランティックは2年間の走行で若干LLCの残量が不足していた。交換はフロントフェアリング上部の黒い部分とアンダーカウルを取り外す事によって可能になる。黒い部分は4本の、アンダーカウルは8本のヘキサゴンボルトで簡単に外すことができる。まずフィラーキャップを外しておき、LLCを排水するわけだが、アトランティック500のラジエターにはドレンはないので、ロアーホースを外す。排水後フィラーにホースを突っ込み水道水を行きよいよく流しながらエンジンをかけ、10分間よく洗浄。再度排水後ロアーホースを接続しビリオンを水で希釈せずに少しずつ注入する。容量は1.5Lとなっているが少量しか入らないのが常であり、2日間くらいは運転の度に残量をチェックし、継ぎ足していくことになる。

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                  LLCリザーバータンク点検窓

さて今回あまり水温の上がらない冬季であるが、交換後にはアイドリング時に上昇した水温系の針が走行と同時に下がっていくのを体感できる。水温計のレスポンスがかなりよくなったように感じる。また、熱交換性が高いために暖気時の水温の上昇も早く、結果としてエンジンが暖まるのも若干早いようである。

                         *
なお現在取り寄せ中であるが、エアクリーナーエレメントも交換の予定。

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